SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を
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「そう、それでね、グリムが——」
食事が終わると、屋上へ行って話すというのがいつものパターンになっていた。
グリムと佑影は付いてきたり来なかったり……
今日は付いてきてないから、屋上にはあたしと湧人だけ。
「……あ、 そういえば……」
思い出してそっとスマホを確認した。
学校にいる時は規則で電源を切ってないとダメだから、いないと分かっていても、つい風紀委員がいないか目がキョロキョロしてしまう。
一応気をつけながら画面を開く……
“緊急の仕事だ”
“なるべく早く来てくれないか”
……やっぱり。
さっき念のようなものを感じたと思ったら、案の定、社長からメールが届いていた。
他に着信履歴も残ってる。
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「そう、それでね、グリムが——」
食事が終わると、屋上へ行って話すというのがいつものパターンになっていた。
グリムと佑影は付いてきたり来なかったり……
今日は付いてきてないから、屋上にはあたしと湧人だけ。
「……あ、 そういえば……」
思い出してそっとスマホを確認した。
学校にいる時は規則で電源を切ってないとダメだから、いないと分かっていても、つい風紀委員がいないか目がキョロキョロしてしまう。
一応気をつけながら画面を開く……
“緊急の仕事だ”
“なるべく早く来てくれないか”
……やっぱり。
さっき念のようなものを感じたと思ったら、案の定、社長からメールが届いていた。
他に着信履歴も残ってる。