プリン博士の憂鬱な日々
赤い薬と青い薬
二日間ほどプリン博士は机に向かって何かをしていた。のど飴を液体に浸したりしていた。
今田はやる事がなく、スマホをずっと閲覧して時間を潰していた。確かに楽だ。この室内にいればいいからだ。しかし、飽きた。
「何かやる事はないですか?」
と、言ってもプリン博士は作業に夢中で返事すらない。
やる事がなく、拘束され続けると、次第に苦痛に変わる。
こんな事なら楽なバイトを探そうかとさえ思ったが、楽って何だ? と、自問自答するが回答が見つからず、「最悪だ!」と、叫んだ。
「えーと……」
プリン博士が声を出した。二日ぶりである。
今田は感動のあまり、涙が出そうになった。しかし、プリン博士の顔は睡魔に襲われて、目を半分閉じかかっていた。
疲れたのだろう。労いの言葉でもかけてあげようと思ったが、違和感を覚えて吹っ飛んだ。
「眠くなると、変な語尾がなくなるのかい!」
と、叫んだ。
もちろん深い眠りに入っていると思ったから、聞いているはずがない。
今田はやる事がなく、スマホをずっと閲覧して時間を潰していた。確かに楽だ。この室内にいればいいからだ。しかし、飽きた。
「何かやる事はないですか?」
と、言ってもプリン博士は作業に夢中で返事すらない。
やる事がなく、拘束され続けると、次第に苦痛に変わる。
こんな事なら楽なバイトを探そうかとさえ思ったが、楽って何だ? と、自問自答するが回答が見つからず、「最悪だ!」と、叫んだ。
「えーと……」
プリン博士が声を出した。二日ぶりである。
今田は感動のあまり、涙が出そうになった。しかし、プリン博士の顔は睡魔に襲われて、目を半分閉じかかっていた。
疲れたのだろう。労いの言葉でもかけてあげようと思ったが、違和感を覚えて吹っ飛んだ。
「眠くなると、変な語尾がなくなるのかい!」
と、叫んだ。
もちろん深い眠りに入っていると思ったから、聞いているはずがない。