ゆめ恋。
隣の土屋くん
翌日、私は緊張してあんまり眠れなかったけど…もうそんなことは言ってられない…頑張って行くしかない!!
「綾那いい?学校についたら、一番最初に職員室に行って、担任の坂井先生を訪ねるのよ?」
「もう!大丈夫だよ!
坂井先生とは前に1回会ったことあるし…」
朝ご飯を食べ、着替えて荷物チェックをして、私はいよいよ家を出る。
にしても…都会の学校の制服は可愛いや…やっぱり田舎とは違うなぁ…
都会の子の制服の着こなしって静岡と一緒なのかな…
違って浮いたらどうしよう…
「綾那ー、そろそろ行かなくていいのー?」
「はーい!
行ってきまーす!」
「気を付けてねー」
もう、どうしようもないから私は家を出た。
ありがたいことに、学校は家から歩いて15分ほどの、すぐそこの学校だったこともあって私は歩いて学校に向かえる。
道に迷うこともなく、ここの道をまっすぐ行くだけ!
めっちゃ楽でありがたい!!