ゆめ恋。
第2章

これは夢の…?




___週末、待ちに待った遊園地の日!!

私はいつもより早起きをして、久しぶりにメイクもして、髪の毛は結べないからいつもと一緒のストレートだけど
しっかり、オシャレをした。

なんせあの一樹と遊園地だからね!
釣り合うようにしないと!!


「行ってきます!!」

「気を付けてねー」


お母さんから軍資金ももらって、私は気合を入れて玄関を出た。


「あ、はよ」

「おはよ!ごめん、お待たせ」


外にはもう一樹がいた。
待ち合わせはもうマンション。しかもそこの角。
隣って便利だ。


「…なんか、いつもとちげぇな」

「そりゃお出かけするときくらい、私でもおしゃれするよ!」

「ふーん?そ。
てか行くか」

「あ、うん」


・・・それだけかーーーい!!
私は一樹を起こすずっと前から起きて支度したっていうのに!!

あんたはいつも通りの時間に起きて今日も絶好調にかっこいいな!!


「とりあえず慧にだけは見つからずに行こう」

「そうだね!…ってか慧は寝てるんじゃない?」


なんせ、まだ7時半。
慧はそんな朝っぱらから外出するようなキャラじゃない。
ってか絶対まだ寝てる。

そんな気がする。


「いやあいつ犬飼ってるから散歩してるかも」

「・・・なにそれ、意外過ぎ」


犬飼ってても、真面目に朝から散歩とかいってるイメージない…
そういうのはお母さんにやらせてそう…


「バス乗って駅まで行くか」

「あ、それいいね」


< 69 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop