狼くんとの放課後図書室




やっとノートの文章を読み始める私。




やだあ、授業寝てたから全然なに言ってるかわからんし!




わからないけどなにもせずにノート閉じるのもな。とか思いながら本を読む柳瀬くんをみる。




綺麗な黒色の髪に高い鼻、綺麗な目、、整ったー、、、。





はー知れば知るほど、みればみるほどモテるんだろうなー。





もうオーラでわかるよ、





!?





急に目が合う私たち。






やっばい、私がみてたのばれてたかな。






「なに、わからないの?」





顔色何一つ変えずにそう聞いてくる柳瀬くん。





「あ、うん。一問目からー、あはは」





頑張って自分なりに精一杯笑ってみる。




「ふーん」




そういってまた本に目を戻す柳瀬くん。





へ?いやいや教えてくれないの?




こ、ここまできたら教えてもらうから!

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