狼くんとの放課後図書室



「全然きにしないで‼︎こちらこそ断ってごめっ」






「もーほんと雫良ちゃん可愛いすぎるからさー次は絶対遊ぼーね!」






私をこねくり回す太陽くん。





「ちょっと太陽!しずりんが困ってるでしょ?」






手を止める太陽くん。






「あ!ごめん!大丈夫?」





「あ、あはは」





苦笑いしかできない私。

 


「なんか雫良小動物みたいで可愛いからさー!俺狙っちゃおっかな〜」






「ゴホッ"ゴホッ"」


 



大きく咳混む私。





「おい太陽、お前弁当人に持たせてなにしてんだよ」






洋平くんが不機嫌な顔で太陽くんをみつめる。






「あー、ごめんごめん。じゃあ!和奏ちゃんまたおはなししようね!」






「うん、(笑)」





「しずりん安心してね‼︎あいつ色んな女にあーゆーこと言ってるから!」






苦笑いで教えてくれる美咲ちゃん。



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