狼くんとの放課後図書室
憂鬱なもしも…
そして迎えた日曜日。
私は1人でこの県の総合体育館へ向かった。
なんの服にしようかってすっごく迷ってたらとっくに家を出る時間を過ぎてしまった。
あー髪の毛にあんなに時間かけたのにこんな走ったらぼさぼさになっちゃうよぉ、
結局服は直接会うわけでもないしなんでもいっか。って普段服。
会場に着くとたくさんの人がいた。
もう試合は始まっていて、私は急いで後ろの階段を登って客席へ行く。
"「きゃーーー♡‼︎‼︎‼︎」"
上についたなり隣から黄色い歓声が耳を貫く。
あまり目立たないようにそっと私は彼の姿を探す。
あ‼︎いた//
ドンドンドンドン______シュッパッ
柳っ、詩優の手からボールが離れて一気にゴールシュートを抜ける。
動きに無駄がないってこのことか。
普段みれない詩優の姿に釘付けになっていたのも束の間。
「やっぱ詩優くんかっこいいよねー!」
隣の女子3人組が詩優について話してる。
聞きたくないとは思いつつも、やっぱり耳に入ってきてしまうものでー、