狼くんとの放課後図書室



「おはよーう!みんなー!」






本当のあのことを打ち明けてから、だいぶみんなに心を開いて話せるようになった。







「そういえばしずりんと詩優どこまでいったの〜??」





ニヤニヤしながら私を突いてくる美咲。






「ど、どこまでって!///」







詩優の席を無意識にみる。






まだ登校してきてないみたい。






「まあ、付き合ってもうすぐ2ヶ月くらい経つ
ものねー⁇それなりのことは⁇」







そっか、もう秋だもんね。







窓の外には春には桜で満開だった木も綺麗に葉が落ちて何か物足りない。






「で?どうなのよ〜??」






「な、なにもしてない。」






「え?」





「は!?!?」





そう、私たちはなにもしてない。






3人が声を合わせて叫ぶもんだからもうクラスの注目を一気にわびてしまうもので、、






【ガラガラ】






扉をみると詩優が教室へ入ってくるところだった。
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