チョコレートとコスモス


それから、風は半には来てくれた。
汗をかいたスーツで、柑橘の匂いを漂わせながら
爽やかで、
いかにも好青年という感じで、
そりゃあモテるよね。と言いたいくらい。

「ごめん、お待たせ」
「そんなに待ってないよ」

カバンを持つ手とは反対の手でごめんとサインを仰ぐ。
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