❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――
―――それから、数年が経ち、二人はペットまで飼う事になり、とても可愛い動物を二匹-――とても、可愛い犬―――華子―――兎ーーーミルクーーー。皆、二匹とも元気に動いている―――。
この間、温泉巡りをし、ミルクと華子は家に戻って来た。兎もメスで、豆しばも雌である。
温泉巡りから、彼女達は良い思い出になり、父母の家に行き、返してもらう事になった―――。
返してもらう為、彼女は華に―――菜緒は、実家に行くと、そこには華子とミルクが居た―――。
華子とミルクは―――今、スヤスヤと二匹同士で眠ており、二人は起こそうとした。このわんこと、兎は仲が良くて、こっちから見ると、微笑ましい様子で、まるで人間の夫婦のようだ―――。
華子は今、ソファーで眠っており、彼女は『―――良い子・・・』と言った。折に入れ居られている、兎のミルクは出してみると、胃腸のマッサージをした。ミルクは元気に見えた。だけど、要注意-――兎は体調悪くても、平気な振りをするから―――何処かで、聞いた事がある。 
兎に角、兎と犬が生きていて、良かった。彼女はずっとペットを飼いたかった、親が駄目という。
この二匹はとても可愛いし、変な匂いもしない。此の二匹は大事にしなければならない。自分達の家族だからだ。今、彼女は―――菜緒は、一緒に犬と兎がおり、賑やかでもある。それに、この豆しばは、番犬にもなる。豆しばの華子は、とても元気がよく、兎も餌を食べている。
『―――良かった・・・ちゃんと、餌をあげてくれてるみたいね・・・安心したわ―――。此処の家、古いと言いながら、ちゃんと餌をあげる人がいると、本当に安心するわ―――。』
―――良かった・・・
飢え死にしてなくて・・・
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