❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
動物は安易に飼ってはいけない―――。沢山、動物を飼っている人々は、その覚悟があっての事。
ミルクはとても大人しく、可愛い仕草をしていた。ニヤッと、人間みたいに笑っており、二人は大爆笑し、『―――貴女・・・面白い顔を、見せるのね・・・』と撫でた。兎はとても可愛い。ミルクと華子は―――元気に燥いでおり、とても面白い顔を見せると、二人は大爆笑した―――。
『―――面白い・・・顔だな・・・二匹が元気な証拠で、一緒に暮せるペットーーー家族である。―――菜緒-――お前は、良く、頑張った。お礼に―――これをあげよう。』
それは――彼女が良く使う、パンに塗るのにチョコを塗る為の道具で、泡だて器もあった―――。
ゴムベラとはけ等、色々な形にする、銀色の形作りが出来る、お菓子作りの道具があった―――。
カップパンやカップケーキも美味しく、チョコレートを混ぜたり、クリームを乗せたりしている。
イチゴも乗せると、とても良い感じに見え、とても美味しく出来上がった。イチゴは大好きだ。イチジクの入った、チョコパンも新商品に出来る、そう思いながら、二人は一緒にパンを作る。パンは大好きで、ケーキなども、沢山焼いている時があり、ベーカリーはとても売ていた―――。
ベーカリーはパン屋の事で、小さい頃から、パン屋に入りたい―――そう思っていた―――。
だけど、味覚障害になってしまった時期があり、菜緒は正直、店を閉めようかとおもった―――。
―――智也は言った―――御前、自分の事すらできていない―――不器用な女性じゃないだろう?―――。
『―――お前は・・・御前らしい、ベーカリー(パンを)、作りなさい・・・お前は―――此処迄、良く頑張った。』
―――これからも、頑張れ・・・
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