❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――
―――それから、智也と菜緒は真っ裸になり、二人はお風呂に入ってしまった。菜緒と智也はシャワーを浴びると、一緒にお風呂に入る。菜緒は真っ裸をみせるのも慣れてしまい、だけど、智也のあそこを見てしまった。思わず顔隠すが、彼女は―――菜緒は、頬を赤く染めてしまった―――。
彼女は智也から視線を反らすと、『―――私・・・恥ずかしい・・・』と言ってしまった―――。
だけど、智也はニヤッと笑みを浮かべると、『―――拒否権なしだからな?』と冗談ぽく言った。
菜緒はドキッとすると、『―――貴方・・・意外と、大胆なのね―――。』と大笑いした―――。
―――大人だし・・・好きな人だから、大胆になって・・・当たり前だわ・・・
―――そうだ・・・俺も・・・お前の事、好きだからな・・・
ここのお風呂のお湯はとても気持ちよくて、三十分程、お湯に浸かり、二人は抱き合った―――。此処のお風呂はバスロマンを入れており、疲れが取れる成分が入っており、とても気持ちが良い。
『―――お前は・・・別府温泉・・・どのくらい、楽しみなんだ?御金目当てではないのは、分かっているだけど、お前が・・・行きたい所があれば、快く連れて行くぞ―――。』
其の言葉に、彼女は眼を丸くすると、『―――貴方・・・優しすぎるわ・・・』と真面目に言う。
真面目な顔をすると、彼は―――智也はニコッと笑った。菜緒は『―――私も・・・大好きよ。』と言い、二人はお風呂の中で、キスをした。大人の口づけをしており、今では、それを昔は、フレンチ・キスと言うが、今では、ディープキスと言い、お風呂の泡が溶けてしまいそうだ―――。
―――ありがとう―――
―――智也・・・
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