❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
―――翌日―――
―――二人は、家のベッドの中で、裸のままで寝ていた。2人は今日は、休みの日だから、御昼くらいまで、寝る事にしていた。ツインベッドに入っており、温かい気持ちが走っていた。自分達の家におり、二人はスヤスヤと、眠っていた。眠っており、二人は幸せそうな、寝顔をしていた。彼女はいつも幸せそうに、笑っていたい。だけど、泣いているのは、菜緒が幸せに暮らしているから―――。菜緒はとても智也が大好きで、智也も菜緒の事が大好きで、二人は嬉しかった―――。彼女はゆっくりと目を開けると、ぼーっと天井を見上げ、ゆっくりと隣を見やった。其処には―――俯せに眠っている、智也の姿があった。彼はスヤスヤと眠っており、髪の毛も無造作だった。
『―――智也・・・』
菜緒は智也を起こそうとした。智也は『―――うーん・・・』と唸ると、ゆっくりと目を開けた。
菜緒は布団で身を隠すと、『―――そろそろ・・・お昼時間よ・・・スープ・・・作るから!!』と言った。智也は眠そうにしており、『―――お前は・・・もう少し、眠っていたいとは・・・思わないのか?』と問う。その言葉に、彼女は眼を丸くすると、吃驚したように、『―――貴方・・・私の裸をみて・・・何を言っているの?』と焦っていた。そう―――二人は、裸を見せっこしてしまい、智也は『―――御前こそ・・・俺の裸を見て、鼻血・・・吹かないのか?』と笑い、菜緒は思わず顔を赤らめてしまった。
―――全く・・・
着替えて・・・ないじゃない・・・
私達―――
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