❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
それから、菜緒はパン屋で働く仲間が増え、店の回りが良くなった。智也と麻衣はとても腕利きが良い。菜緒は面接が得意で、美味しいパンとショコラを味見すると、二人のパンとショコラは美味しかった。美味しかったパンとショコラは、展示させる事にし、お客様に選んでもらう事にした。
ケーキもパンも美味しくなり、いつもより―――ルージューーーは、繁盛する事になった―――。
ケーキはチョコレートケーキでもあり、チョコレートのモンブランでもあり、イチゴパイもある。
ガトーショコラと言い、タルトも作る事になり、一緒に彼等も作る事になった。麻衣は渋い顔をしていた。―――何故、此処で働かねばならんのか?―――ぶつくさ言っていた。他は気にしない。
仲間達は、彼女の腕を見込んで、此処に入れてくれたし、恩返しに色々と、菓子作りをしていた。
菓子作りはとても大変であり、自分たちの店を改築する事になり、菜緒はその資金を使う事にした―――。其の資金はなんと、一億円でもあり、彼等はコンクールを舐めていたと、優勝しなかったパン屋は、がっかりしていた。パン作りはとても大変であり、彼女はパンペルジュも作った。チョコレートはカカオ豆から出来、その豆を―――南国で取り、チョコレートにしていく―――。
カカオマスとは、カカオの入用で、菜緒はショコラティエにもなれる―――そう思った―――。
チョコレートはパンにも合い、ケーキにも合い、色々なお菓子にも合う。だから―――菜緒はパンだけでなく、本格的に―――ショコラも売ろうと思っていた。それも一つの人生経験である―――。人生とは―――自分が好きなように生きていき、自分のやりたい事をやる事でもある。
だから―――彼女は人生を大事に生きていく事も、信念を持つ―――生き甲斐と言うものである。
『―――御前・・・良い、信念持っているじゃないか―――吃驚しちゃった―――。俺もお前の店で、働きたい―――。』
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