❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀

新店にパンとチョコレートを作る事にもなり、チョコレートパンを作ることになった―――。
彼女は―――菜緒は―――いつも、チョコレートを作る事も楽しみになっていった。アミティエを作る事も、ボンボンショコラを作る事も、とてもワクワクしており、とても楽しいものだ―――。
パンとショコラティエと、ケーキ屋さんを営みたい事があり、とても大好きなお菓子を作る事になった。お菓子を作るには―――好きで食べる事は、とても良いんじゃないか？―――そう思った。
『―――貴方・・・パンだけでなく、ケーキとお菓子を作る事もするの？―――あの時、貴方は―――菓子を作ったり、チョコレートを作ったり、ケーキを作ったり、どういう事なの―――？』
『―――私は・・・菊地智也という男性に―――一緒に仕事をして欲しいし、楽しい筈―――。』
さわさわ―――窓から、風が吹き抜け、さわさわ―――新緑が吹き抜け、とても楽しい筈―――。
菜緒は菊池智也と働くのが大好きで、一緒にインテリアの建築を考える事もある―――。
菜緒はずっと一緒に働いており、彼女は眼をパチクリさせた―――。目の前には、一緒に仲良くしている―――菊地智也でもあり、彼女はショックを受けた―――。更に、其処には―――あの玉田だった―――。彼女は―――菜緒は、ずっと好きだった人を取られるかもしれず、どうして、この感情は消えないのかしら？―――彼女は胸がチクチクと痛む―――。
その姿を見て―――川野学は彼女を抱きしめた―――。
『―――貴方・・・放して・・・』
そう吐き捨てると、身を捩った―――。だけど、彼女は『―――何で・・・』と勢いよく吐き捨てた。彼女は―――泣きながら、彼の―――川野の腕に抱きしめられ、頭を胸に預けた―――。
―――悔しいーーー