❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
菊地智也とやらが今でも好きだが、先程、菊地のキスを見てしまった―――。今、川野麻衣は入そうになった―――。だけど、菊地智也は拒んでしまい、ぱしーっと引っ叩いてしまった。
今、彼女は困った事になっており、とてもじゃないけど、辛い思いをしていた。何故、味覚障害になってしまったのか?―――。
彼女は口を拭うと、『―――自惚れるな―――。』と叫んだ―――。それから、彼女は吃驚していた。何故、今、―――そんな事を―――。どうして―――。あれから、彼女は―――菜緒は、何処かへ行ってしまった―――。
彼女はそのまま何処かに行ってしまい、気づいたら―――ある所にいた―――。それは今川紗枝の家だった―――。彼女は今川紗枝は―――菜緒と川野の相談相手だった―――。川野学は彼女兄貴でもなった―――。だけど、彼女は―――菜緒は、菊地智也に好意を持ってきており、どうして良いか、分からなくなった―――。彼女はパシーンっと引っ叩くと、彼は悔しそうに『―――何故・・・俺じゃないんだ?酷い奴だ―――。こんなに・・・こんなに・・・好き、なのに―――。悔しい―――。』と叫んでいた―――。
その言葉に、彼女はドキリとしてしまい、黙ってしまった―――。2人で出かける事もある。2人の車でドライブしている時もある―――。ドライブする事になるが、川野麻衣は喜んでいた。まるで妹の様に付き合っていた。彼女は―――川野麻衣は、学の兄貴でもあり、『―――御兄さま・・・そうして・・・貴方は・・・お兄様なんですか?私の事が・・・嫌いなんですか?―――。酷い、酷い、悔しい―――寂しい。』
―――この野郎-――
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