❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
『―――貴方達・・・こんなに美味しいお菓子、良く出来るわね・・・二人だけで、どうやって店を切り盛りしているの?』
テレビ局はマイクを向けると、彼女に美味しさのポイントを聞きだした。彼女のパンが復活し、色々なお菓子が作られている。彼女は今、テレビを見ており、自分たちのお店が載っていた。
新年は越しちゃった蕎麦を作ってくれるようで、智也は張り切っていた。大晦日に、チョコレートを差し出す事にし、とびっきり美味しいチョコのお菓子を作ってあげようとした。
大晦日には、彼女はずっと家におり、面白いバラエティー番組を見ている所だった―――。
大晦日になった途端、御店は休む事にし、自宅でお菓子を焼く羽目になった。
彼女のお菓子は―――久しぶりに、人気を取り戻す事になり、彼女達は笑っていた。
『―――此処のパン・・・本当に、人気取り戻して・・・良かった―――。』
新年にもなり、令和にもなり、美味しいケーキを作り、彼女は久々に、仕事をした―――。
彼女は腕もすっかり治り、骨折も治り、上手く動かせるようになった―――。
今、彼女は南瓜スープを作っており、南瓜を潰してバター味にした。更に、初詣に行くと、定番の唐揚げと、ジャガバタ―と、焼きそばを売っているのを発見すると、二人は美味しそうに食べた。
みに作ってみる事にし、色々と、道具を綺麗に洗い、クリスマスケーキを作る事になった―――。あれから、彼女は子供が授かるように、パンパン、と子宝に見舞われるように、お祈りした。
丁度、初詣の時で、縁結びと子宝に見回る神様の、御利益をお祈りしに来た―――。
今、彼女はまだ子供はいないが、あの時、避妊したから、子供はまだ身籠っていなかった―――。
自分達は初詣に来ることで、お祈りする事にした。
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