❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
今、彼女はお客様をお迎えしようと、電話をする事になった。それは―――今川紗枝と、玉田由利と言う女性を招く事にした。更に、川野麻衣には内緒だが、男性も連れてこい―――そう言った。
彼女にピッタリな男性を呼び、合コンじゃないけど、彼氏にしてあげたい。彼氏はどんな人か。
川野麻衣はあれから、出て行ってしまい、此処の家にはいなくなってしまった。妹だと言われて諦めたのかもしれない。更に、彼女達と一緒に、初詣に行きたいから―――。
今、大晦日になり、彼女はパンを御馳走する事にし、皆に、食べさせる事にしたかった―――。パンはとても美味しく、ライオンの形をしたパンを作り、蜂蜜とミルクとバターを入れて作った。
更に、彼女達はミルクパンが好きで、バターパンが好きで、色々なお菓子も作った。チャバッタが好きで、パネトーネも美味しそうなパンでもあった。スフォリアテッラも良いパンだと思う。ロゼッタというパンも作り、食卓は豪華になった。野菜も取る事にしており、肉の入ったパンもある。
『―――貴方達・・・御見合い結婚だったの。良いわね!!!私は・・・今、付き合っている人がいるんだけど、中々、上手く行かないのよね・・・本当に、困っちゃうわ。』
由利は愚痴を言うと、彼女は『―――何で・・・あの人、私が折角デートに誘っているのに・・・来ないんだもの・・・上手く行くって・・・そう思っていたのに・・・』と泣きそうに言った。
玉田由利の彼氏は探偵であり、警察でもある。だけど、走査操作と言い、彼女は見捨てられる―――そう思ってしまった。
『―――貴方みたいに・・・美人だったら、私ももっといい男・・・ゲットできたのに―――。あんな人―――何で、選んでしまったのかしら?―――本当に・・・悔しくて悔しくて、颯太の馬鹿野郎-――』と叫んだ。
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