❀🍞Pan・Rouge🍞 Ⅰ❀
この間のクリスマスーーービュッシュ・ド・ノエルを作り、2人だけで食べてしまい、2人だけでクリスマスを祝った。クリスマスは、イエス・キリストが誕生した日でもある―――。それを祝う日々でもあり、クリスマスの前夜に、日本ではお祝いをし、次の日に、プレゼントを開ける日々。
クリスマスの日に、彼女は宝石を貰い、結構、高そうな日々だった。照明によって、赤く光ったり、緑色だったり、アレキサンドライトという、宝石を貰ってしまい、今、首にかけていた。クリスマスにケーキを食べ、プレゼントを逆に、ブローチを挙げる事にし、ドッキドキの日々だった。
クリスマスの朝から、2人は楽しみにしており、色々と、プレゼントを交換するのが楽しみだ。
クリスマスは、丁度、菜緒の誕生日の為、菊地智也は、誕生日用のプレゼントを用意していた。それは―――プロポーズを受け、籍を入れてから、三年が経った―――。彼と出会ってから、彼女は変わっており、一緒に居る事で、自分の言う事を、言えるようになった―――。
『―――俺と・・・結婚、して欲しい・・・』
その言葉に、どれだけ嬉しかったか、どれだけ気持ちが明るくなったか、自分の気持ちが大きく変わっていった。結婚してから、結婚式と披露宴パーティと、楽しいイベントが沢山あった―――。
クリスマスは、2人は洋服を見る事になり、食事も豪勢で楽しかった。今、彼女は智也と一緒に、ショッピングモールに行く事になり、セールをやっていた為、安く買えると思い、初詣の時、一緒に服を買う事にした。初詣の時、彼女はお金を十万も持って行き、とてもお洒落な店に入った。
初詣に来た途端、彼女は初売りに行きたいと言い出し、クリスマスプレゼントは、洋服だった。
それも―――彼女が欲しいと思っていた、洋服であり、一万五千円もした―――。
―――こんなに・・・高い物、コート・・・ありがとう―――
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