もしもこの世界が薔薇色なら私は幸せなのでしょうか

甘えたい

藍side


なんだか騒がしい。



私は死ねたんだろうか、




「藍ちゃん、」
だれかが私を呼んでる。誰かに呼ばれるなんて何年ぶりだろう。






頭が痛い。


「危ないから急に起き上がらないでね」




さっきと同じ声。




「おはよう」

何て言われたのに無言で、申し訳のないことをしたかな?


「わたし、なんで?」



「ここは病院だよ、もしかしておぼえてないかな?」
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