君だけが、ずっと好き。
*
「…で、私はなんで誘拐されてるんですか?」
「聞こえが悪いな〜デートだよデート。ちょっと買い物付き合ってよ」
運転をしながら私にそう言う岳先輩。
(絵になるなぁ…)
「買い物って?」
「明日姪っ子の誕生日なんだ。プレゼント買いたいんだけど、女の子のプレゼントって何買えばいいのかわかんなくってさ」
「え…」
瑛茉ちゃんなら妹もいるからって照れくさそうに笑う岳先輩。
先輩、姪っ子さんいたんだ…
「…先輩レベルの男の人なら女の子のプレゼントに悩むことなんてないと思ってました」
「実は女の子のこと全然わかんないんだよね、俺」
なんて言って先輩は頬を染めた。
(…なんだ、可愛いところもあるじゃん。)
「…で、私はなんで誘拐されてるんですか?」
「聞こえが悪いな〜デートだよデート。ちょっと買い物付き合ってよ」
運転をしながら私にそう言う岳先輩。
(絵になるなぁ…)
「買い物って?」
「明日姪っ子の誕生日なんだ。プレゼント買いたいんだけど、女の子のプレゼントって何買えばいいのかわかんなくってさ」
「え…」
瑛茉ちゃんなら妹もいるからって照れくさそうに笑う岳先輩。
先輩、姪っ子さんいたんだ…
「…先輩レベルの男の人なら女の子のプレゼントに悩むことなんてないと思ってました」
「実は女の子のこと全然わかんないんだよね、俺」
なんて言って先輩は頬を染めた。
(…なんだ、可愛いところもあるじゃん。)