君だけが、ずっと好き。
「…部屋で寝てる。もうすぐ由瑛帰ってくるから俺もお粥作ったらすぐ帰るよ」




俺は買い出しで買ってきたお粥の材料を袋から出してキッチンに並べる。


お粥って、料理ができない俺でも作れるんだろうか。


まあなんとかなるだろ。炊飯器に朝の残りのお米があるっておばさんにLIMEで聞いたから。




『はぁ!?帰る?そばに居てやるつもりで学校サボったんでしょ?だったら瑛茉が起きるまでそこにいなさいよ』


「…無理」


『はぁ?何それ』


「色々あんだよ。じゃあな」




俺は電話を切ってスマホを放った。




…さて、やりますか。




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