君だけが、ずっと好き。
「まぁなんかしらケンカしてるってことと伊吹が何かやらかしたってことは想定内だったわ。

瑛茉がなんかしたなら一瞬で謝るだろうし」


「ううん、私がなんか伊吹を怒らせるようなこと言っちゃったんだよきっと」


「…まぁ、そんな感じならそのうち自然に戻れるでしょ」


「…うん」




毎日一緒にいたら少しずつ話せるようになってきたし、私も大丈夫だと思ってる。




「ほら、さっそくチャンス作ってあげたから頑張りなよ」


「へ?」




由紀は帰るのか準備をし始めた。




「…瑛茉」



「え…伊吹?」




声をかけられたと思うと、制服のズボンの上にTシャツというラフな服装をした伊吹が立っていた。




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