君だけが、ずっと好き。


「来た!!プール!!」


「はしゃぐな、恥ずかしいだろ」


「ねぇどこから行く?波?流れるプール?」


「頼むから大人しくしてくれ、ここはセレブばっかのリゾートホテルなんだぞ」




私は伊吹の手に口をおおわれてハッとした。



そうだそうだ。忘れてた。




私たちは今プールに来ています。


でもただのプールじゃなくって。


月城リゾートっていう大企業が運営する高級ホテルの敷地内のプール。




「さっすが芽衣(めい)ちゃんだよね、こんなに立派なプールの招待状もらってくるなんてさ。
彼氏さんから貰ったんだっけ?」


「らしいな。今の彼氏金持ちらしいからその伝手だろ」




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