君だけが、ずっと好き。

＊

「ぐへぇ…疲れたぁ…」


「はしゃぎすぎなんだよ…ほら、荷物よこせ」


「んぅ〜」




夕方になって、私が疲れてしまってプールから上がっていた。


そしてホテルのエントランスの大きなソファにぐでっとくつろいでいる。




もちろん、はしゃぎすぎて疲れてるのは私だけだけどね。


日焼け止めを完璧に塗っていたはずの肌もピリピリするし…




「馬鹿だな」


「もうこのまま寝たいよ…」


「やめろ恥さらし」




待ち合わせの時間をすぎてるのに、いつまで経っても芽衣ちゃんたちは戻ってこない。


どこいっちゃったんだか…