君だけが、ずっと好き。
◇強がりセプテンバー
【瑛茉side】
「はぁ……もう1ヶ月くらい夏休み欲しい…」
「アホかお前は。推薦取れるお前と違って普通の受験生は休みも惜しんで塾だの予備校だの通ってんだよ」
文字通り飛ぶように過ぎていった夏休み。
気がつけば9月になり、学校が始まっていた。
(花火とプール以外ほとんど遊んでいない気がする…)
伊吹とは例のごとく毎日あっていたけど、どこに行こうと言っても暑いからとか課題が〜とか言って断られた。
(伊吹のドアホ!ケチ!もっと遊びたかったのに!)
なんて、花火とプールに行ってくれただけ良かったから本人には言えないけど。
「アホかお前は。推薦取れるお前と違って普通の受験生は休みも惜しんで塾だの予備校だの通ってんだよ」
文字通り飛ぶように過ぎていった夏休み。
気がつけば9月になり、学校が始まっていた。
(花火とプール以外ほとんど遊んでいない気がする…)
伊吹とは例のごとく毎日あっていたけど、どこに行こうと言っても暑いからとか課題が〜とか言って断られた。
(伊吹のドアホ!ケチ!もっと遊びたかったのに!)
なんて、花火とプールに行ってくれただけ良かったから本人には言えないけど。