君だけが、ずっと好き。
「あーあ、もう18歳?早くない?もう結婚できる歳だって。伊吹なんて最近までこんなに小さかったのに」



「近所のおばさんみたいなこと言うな。てかお前同い年だろ?」




伊吹は鼻で笑ってコーンスープを飲んだ。



私とは真反対で野菜が好きな伊吹くん、今日のメニュー好みどストライクだね?



伊吹の胃袋はとっくの昔にがっしり掴んでるんだから!




── ブーッ



「…」




伊吹のスマホだ。




(…また、宇野さんかな。)




なんて、考えないようにしてたのにまた思い出してモヤモヤしてきちゃったよ。





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