君だけが、ずっと好き。
「ちょいちょいお前ら、瑛茉ちゃん困ってるあら…それに見て、伊吹くんの顔。めちゃめちゃ軽蔑の眼差し向けられてるから俺ら…」
2人の襟元を引っ張って引き剥がしてくれた岳先輩。
いつもと立場逆だなぁ、いつもならおちゃらけて怒られるのは岳先輩のほうなのに。
「んで、君たち2人はデート?付き合ってんの!?付き合ってないならJKちゃん俺と」
「こいつはダメですよ」
凛としたテノールボイスが響いた。
ずいずいと近寄ってくる先輩たちから私を隠すように立つ伊吹。
こいつはダメって、どういう意味…?
きっと、幼なじみだからとか心配だからだとか大した理由じゃないだろうに、私の心臓は過敏に反応してしまう。
2人の襟元を引っ張って引き剥がしてくれた岳先輩。
いつもと立場逆だなぁ、いつもならおちゃらけて怒られるのは岳先輩のほうなのに。
「んで、君たち2人はデート?付き合ってんの!?付き合ってないならJKちゃん俺と」
「こいつはダメですよ」
凛としたテノールボイスが響いた。
ずいずいと近寄ってくる先輩たちから私を隠すように立つ伊吹。
こいつはダメって、どういう意味…?
きっと、幼なじみだからとか心配だからだとか大した理由じゃないだろうに、私の心臓は過敏に反応してしまう。