君だけが、ずっと好き。
「あ、私たこ焼き買いに行ってくる!すぐ戻るからここで待ってて」
出店の方は人が多いから不機嫌伊吹くんはお留守番。
それが名案だと思って私は伊吹の返事を待たずにグラウンドのテント村へ飛び込んだ。
…にしても、すっごい人混み。
人が視界をさえぎって全然進めてないような気がする。
「ぬぅ〜」
歩いているはずなのに、人並みに押し戻されて。
え、進んでる?って疑いたくなる。
グラウンドそんなに広くないのに〜!
──ドンッ!
「わっ」
背の低い私は人混みに抵抗する術もなく、遂には正面から来た人と衝突してしまった。
出店の方は人が多いから不機嫌伊吹くんはお留守番。
それが名案だと思って私は伊吹の返事を待たずにグラウンドのテント村へ飛び込んだ。
…にしても、すっごい人混み。
人が視界をさえぎって全然進めてないような気がする。
「ぬぅ〜」
歩いているはずなのに、人並みに押し戻されて。
え、進んでる?って疑いたくなる。
グラウンドそんなに広くないのに〜!
──ドンッ!
「わっ」
背の低い私は人混みに抵抗する術もなく、遂には正面から来た人と衝突してしまった。