君だけが、ずっと好き。
「さてと、そろころ元中の子達にでも会いに行ってこようかな〜。これ以上邪魔したらあんた怖いし。それに戻ってきてるしね」




なんて、目線を逸らした!宇野の先には瑛茉がいた。




「あれぇ、もしかしてナンパされてる?あの子の周りにいるの大学生だよね」




なんて宇野のセリフでよく見てみれば、確かに周りに数人男がいた。




「チッ…てめぇ、わざと隠してただろ」


「さあ、なんのことだか」




さっきまで宇野の立ち位置に被って瑛茉がいる所は見えなかった。



こいつ、あきらかにわざとだろ。




「じゃあね〜」



ヒラヒラと手を振る宇野は少しにやけていた。



…いつか必ずやり返す。




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