君だけが、ずっと好き。
だらだらと長年続けてた片思い。
それが終わりですなんて言われても、すぐに切り替えはできなかった。
「瑛茉…」
気づけばなぜか、由紀のほうが泣いちゃいそうな顔をしていた。
優しいなぁ…
「ねぇ…瑛茉。本当に本当にフラレたの?付き合えないって、好きじゃないって、伊吹に言われたの?」
「…ううん、でも…もういい機会なんだと思う。伊吹を…諦める」
へらっと笑って見せた。
伊吹だって、気を使って言葉にしなかったのかも。
私たちは幼なじみで、腐れ縁で。
ずーっとずーっと、当たり前のように一緒にいて。
その関係が、壊れてしまわないように。
それが終わりですなんて言われても、すぐに切り替えはできなかった。
「瑛茉…」
気づけばなぜか、由紀のほうが泣いちゃいそうな顔をしていた。
優しいなぁ…
「ねぇ…瑛茉。本当に本当にフラレたの?付き合えないって、好きじゃないって、伊吹に言われたの?」
「…ううん、でも…もういい機会なんだと思う。伊吹を…諦める」
へらっと笑って見せた。
伊吹だって、気を使って言葉にしなかったのかも。
私たちは幼なじみで、腐れ縁で。
ずーっとずーっと、当たり前のように一緒にいて。
その関係が、壊れてしまわないように。