君だけが、ずっと好き。
【瑛茉side】
◇
「──はぁ…」
緊張する。
心臓が口から飛び出しそうなくらいだ。
きっと、心拍数もとんでもない。
ああもう、語彙力までやばくなってる気がする…
今日は12月24日。
もうすぐ約束の時間、6時になる。
伊吹が…来る。
コンコン
「瑛茉ー?お父さんとお母さんもう家出るわね?由瑛もお友達の家泊まるし、戸締りしっかりしないよ〜」
「はーい!行ってらっしゃい」
毎年、クリスマスの夜お父さんとお母さんはデートで旅行に行くんだ。
12月24日は2人の結婚記念日だし、私と由瑛ももう子供じゃないから。
まったく、いつまでたってもラブラブなんだから…
「──はぁ…」
緊張する。
心臓が口から飛び出しそうなくらいだ。
きっと、心拍数もとんでもない。
ああもう、語彙力までやばくなってる気がする…
今日は12月24日。
もうすぐ約束の時間、6時になる。
伊吹が…来る。
コンコン
「瑛茉ー?お父さんとお母さんもう家出るわね?由瑛もお友達の家泊まるし、戸締りしっかりしないよ〜」
「はーい!行ってらっしゃい」
毎年、クリスマスの夜お父さんとお母さんはデートで旅行に行くんだ。
12月24日は2人の結婚記念日だし、私と由瑛ももう子供じゃないから。
まったく、いつまでたってもラブラブなんだから…