君だけが、ずっと好き。
「あ、これ私が見たかった映画だ!DVD出てるよ、借りていかないと!」
ぱっと通りがかったレンタルショップの店頭に置かれた見覚えのあるパッケージ。
前に見たくて見れなかった恋愛もののDVD版だ。
「じゃあこれもセットで、借りてきて」
「え?」
隣にいる伊吹が押し付けてきたもう1枚のDVD。
暗めのパッケージ…なんだろう。
「なにこれ、なんの映画?」
「タイトル、よく読んでみろよ」
「んーっと、“ 絶叫!心霊病棟 ” …って、うわぁ!!!やだよこんなの!!!」
よく見てみれば私が見ていたのはパッケージの裏面で、表を返せば血まみれの女の人。
ホラー系がダメな私は目があった瞬間に背筋が凍りついた。
「はっ、お子様」
ぱっと通りがかったレンタルショップの店頭に置かれた見覚えのあるパッケージ。
前に見たくて見れなかった恋愛もののDVD版だ。
「じゃあこれもセットで、借りてきて」
「え?」
隣にいる伊吹が押し付けてきたもう1枚のDVD。
暗めのパッケージ…なんだろう。
「なにこれ、なんの映画?」
「タイトル、よく読んでみろよ」
「んーっと、“ 絶叫!心霊病棟 ” …って、うわぁ!!!やだよこんなの!!!」
よく見てみれば私が見ていたのはパッケージの裏面で、表を返せば血まみれの女の人。
ホラー系がダメな私は目があった瞬間に背筋が凍りついた。
「はっ、お子様」