君だけが、ずっと好き。
◇
「瑛茉〜!!」
「あはは、由紀泣きすぎじゃない?キャラ崩れちゃうよ〜」
最後のHRも終わり、門の前で写真を撮る自由時間。
誰よりも大量の涙を流しているのはまさかの由紀だった。
そんな由紀を優しく抱きしめ、いつもと逆だなぁなんて考える。
ここまで目の前で泣かれると、ついつられてしまいそう。
「珍しいね、天羽さんが泣いてないの」
「あはは、なんでか涙でないんだ。実感湧いてないのかも」
2ヶ月以上前から卒業を感じるだけで泣いていた私は、なんと今日1度も泣いていない。
もちろん、起きた瞬間から寂しいとは思ってた。
でも、これが別れじゃない。終わりじゃない。
みんなのおかげで、そう感じれるようになったから。
「瑛茉〜!!」
「あはは、由紀泣きすぎじゃない?キャラ崩れちゃうよ〜」
最後のHRも終わり、門の前で写真を撮る自由時間。
誰よりも大量の涙を流しているのはまさかの由紀だった。
そんな由紀を優しく抱きしめ、いつもと逆だなぁなんて考える。
ここまで目の前で泣かれると、ついつられてしまいそう。
「珍しいね、天羽さんが泣いてないの」
「あはは、なんでか涙でないんだ。実感湧いてないのかも」
2ヶ月以上前から卒業を感じるだけで泣いていた私は、なんと今日1度も泣いていない。
もちろん、起きた瞬間から寂しいとは思ってた。
でも、これが別れじゃない。終わりじゃない。
みんなのおかげで、そう感じれるようになったから。