君だけが、ずっと好き。


「──じゃあ、行ってらっしゃい。瑛茉。何かあったらすぐ電話してね」


「寂しくなったらいつでも帰ってきなさい」


「お姉ちゃん、呼んでくれたらいつでも泊まりに行くからね!」




家族3人のあたたかい言葉に、胸が熱くなる。


いい家庭に生まれたなって。


みんなの家族に生まれてこれて本当に良かった。




「瑛茉ちゃん、今度遊びに行かせてね!悩みでも相談でもなんでも聞くから。」




お姉ちゃんみたいな存在の芽衣ちゃんとはぎゅーっと抱き合って笑いあった。




「戻ってきたら伊吹くんに内緒でLIMEしてね?ご飯連れてってあげる」




岳先輩はまあ、ちょっとズレてるところはあるけどいい先輩。


ハグを求められたけど丁重にお断りして握手だけしといた。




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