君だけが、ずっと好き。
「いつでも電話して。会いにいく。瑛茉の親友の座は誰にも譲る気ないんだから」




誰よりも長い時間を一緒に過ごした大親友、由紀。


出会えなかったら私はずっと伊吹と幼なじみのままだったかも。なんて。




「また4人で遊ぼう。いつでも戻っておいで」




不思議ちゃんだけど、いつでも周りをよく見てる侑利くん。




そして…




「瑛茉」



「伊吹、おは…わっ」




おはよう、と挨拶をする前に引き寄せられて強く抱き締められた。




「昨日の夜、一人で泣いてただろ」




ギクッ


メイクで隠したつもりだったけど、やっぱり目腫れてるのばれちゃったかな。




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