君だけが、ずっと好き。
「キリちゃんこそなにしにきたんー」


「点呼って言ってんだろが人の話聞いとけ!お前らあと30分で消灯だぞ、部屋戻りやがれ」


「うぇー」




(ば、ばばバレないよね…!?)




心臓の音がロッカーに響いてしまいそうなくらい大きくなっていた。




(お願い、バレないで…!)




半泣きで神様にお祈りするしかなかった。




「よし。2人ともいるな。お前らは部屋もどれ」




キリちゃんのそんな呼び掛けに、部屋にいた男の子たちはしぶしぶ帰っていく。


そのままキリちゃんも出ていって…




(よ、よかった〜!)




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