君だけが、ずっと好き。
「それより他の女子たちは?大丈夫だったの?センセーに捕まってない?」



「あ!そうだ…!」




みんなが出ていって2分くらいで先生が来た。



他のクラスの先生も点呼にまわってるだろうし…




焦ってスマホの電源を入れると、新着メッセージが2件。




「4人とも無事に部屋戻れたってよ。安心しな」


「由紀…ほんと?よかったぁ…」




お布団が入ってたであろうタンスからひょっこり顔を出した由紀。




(そんなところにいたんだ…咄嗟の判断すごいな)




「よかったな」


「うん」




みんなだけ捕まって反省文にでもなってたら、言い出しっぺの私は頭が上がらなくなるところだった。




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