君だけが、ずっと好き。
瑛茉は器用に片手でポーチを漁った。
(我慢って、無茶言うなよ。痛いんだけど。)
「あった!絆創膏。ほら役に立ったじゃん、私の大荷物!」
なんて言って、ダサい花柄の絆創膏が俺の指に巻き付けられた。
「…小学生みたい」
「うるさいの、可愛くていいじゃん!」
「男子高校生が可愛い絆創膏でよろこぶとおもったか?」
真顔で瑛茉を見つめると、瑛茉はたしかに…なんて納得した。
(…馬鹿なヤツ。)
(我慢って、無茶言うなよ。痛いんだけど。)
「あった!絆創膏。ほら役に立ったじゃん、私の大荷物!」
なんて言って、ダサい花柄の絆創膏が俺の指に巻き付けられた。
「…小学生みたい」
「うるさいの、可愛くていいじゃん!」
「男子高校生が可愛い絆創膏でよろこぶとおもったか?」
真顔で瑛茉を見つめると、瑛茉はたしかに…なんて納得した。
(…馬鹿なヤツ。)