君だけが、ずっと好き。


「じゃあな。またわかんないことあったら電話していいから」


「うん、わかったありがとうお風呂上がったらすぐ電話するね!待っててね!」




食い気味でそう言うと伊吹ははぁとため息をついた。




「…まあいいけど。早く家入れ」


「うん、送ってくれてありがとう!バイバイ」




今日もしっかり送ってくれちゃって、電話する宣言をしてからウキウキで家に入った。




(今日も一緒にいれちゃいましたよ〜私こんなに幸せでいいんですか神様〜!)




「ただいま〜!」


「あ、おかえり瑛茉!ちょうどいいタイミング!」


「ん?」




お母さんの座るソファに目を向けると、向かい側に知らない男の人が座っていた。




(誰…?)




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