ドキドキ×甘々恋愛
帰ってきました!!それだけで嬉しくなるわたし。

やっぱり成ちゃんが言っていたようにわたしはブラコン?なんでしょうか…。

――ガチャ

そのときリビングのドアがあいた。

「!!お兄ちゃん!」

わたしはお兄ちゃんに勢いよく抱き着いた。

「ゆみ。ただいま」

お兄ちゃんはそういってわたしの頭を優しく撫でてくれた。

やっぱりブラコンなんでしょうか……。

「ゆみ。今日俺の後輩つれて来てるから」

えっ?!お兄ちゃんの後輩…? ということは…男の人がいっぱい…。

いや…です!!こわいです!!

「ゆみ…?大丈夫だから…。なっ?」

あまりにもお兄ちゃんのシャツを強くにぎりしめていたのか、お兄ちゃんが優しく言った。

「おい!!おまえら入ってきていいぞ!」

そのとき、わたしはお兄ちゃんの陰にささっとかくれた。

そしてシャツをギュッとにぎりしめた。

がやがやと男の人達が部屋に入ってきた。

こわい………。

ダレカ タスケテ


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