オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜



宇宙のキリッとした顔が目の前にあって、ドキドキが止まらない秋葉。



でも笑うと目が細くて、
笑顔からは優しさが伝わってくる。




秋葉にとって宇宙は...
太陽のような存在だよ。




宇宙にとって、秋葉って...
どう映っているんかなぁ?





太陽のような存在の宇宙の近くにいる自分...
少しでも光輝く星でありたい。





ドキドキが止まらない秋葉の頭を撫でる宇宙に更に加速する鼓動。




『ありがとう。大事にするね』




ギュッとぬいぐるみを抱く秋葉は、
背を向けてぬいぐるみにキスをする秋葉を見ていた宇宙...


『秋葉ちゃん...』

『えっ...あっ、ごめんなさい』
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