オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
『好きなんだよ、秋葉』
『好き...?』
『好きなんだよ。
深雪よりも好きだって言える』
そう言って、
抱きしめてくる聖夜クン。
『えぇーっ...と、こんなところで駄目..,
路上なんだよ』
『好きなんだ。
ちょっと来いよ』
聖夜クンに嫌々ながら連れられて入ったのは...カプセルホテルの一室。
『好きだ...好きなんだ...』
『聖夜クン』
聖夜クンの視線は真っ直ぐで、
何度もこの告白をされるうちに
気づいた時にはベッドへと押し倒されていた。
『好きだ』
『聖夜クン...』
思ってもいなかったし、
頭の中が整理出来ないままに
洋服や下着を外された。