オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
『秋葉、別れよう』
友達の頃から支えてくれた聖夜クン、
付き合って2か月が過ぎていた日だった。
別れることを言ってきた聖夜クンには、
秋葉の気持ちを理解してくれていた。
『聖夜クン?』
『秋葉、好きだけど...俺じゃ駄目だと思った。
芯から笑顔にしてくれる奴は、やっぱり身近にいる』
『身近に...?』
『身近にいる。
宇宙だよ。
アイツから浮気して馬鹿だけど、
本当は秋葉と..,秋葉と戻りたいんだ。
アイツ、後悔しているって...』
『聖夜クン』
『秋葉、俺は秋葉のこと好きだけど...親友を尊重したい。
見守って行くから。
ありがとうね、秋葉..,』