オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜



この時を境に、
4人はずっといっしょに過ごす時間を大切にしていた。






太陽のような存在の宇宙の笑顔が眩しい...
そう思っていたのに、ある日になって消えて行く先には噂が絶えないからだなんて。






宇宙とは隣のクラスにいるから離れた感覚はなかったけど、
日に日に増す噂が酷いと知った。





『秋葉ちゃんだっ。
宇宙クンと付き合っているんだって?』


『いや、そんなことでないから...。
友達なだけで...』


『嘘つかなくて良いんだよ。
宇宙クン、秋葉ちゃんにべた惚れじゃん...。
あんた、綺麗だけど性格がねぇ...』



そう言うのは、
宇宙のクラスの女の子達。
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