オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





この日、
ふたりと一緒にいて身体の関係を結んだらしいからね。





秋葉は呆れて、
電話口でこう言った..



『深雪ぃー..気をつけてね。
それから、どうなの⁉︎』


『ふたりとは変わらない。
深雪は春翔クンは..。
聖夜のことが好きだしね..』


『聖夜クンを大事にして、頑張ってよ。
身体の関係は⁉︎』


『ふたりとは、
3日間しちゃって..後悔してしまって..』



聖夜クンも春翔クンも深雪のことが好きだし、黙って見守るしかなかった。



『春翔クン、東京じゃん。
大丈夫?だよね?
しばらくはないよね?』


『春翔クンのいる東京に行こうか悩んでいるんだぁ。
聖夜クンとは駄目だと思う。
好きだけど迷っているの。
でも、春翔クンと付き合ってしまうかも知れない。
好きっていうんだよね、春翔クン。
そしたら、悩まなくて済むから』
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