オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





聞きたくない、恥ずかしい..。



あの時は自分から勇気を出して向かったけど..あの日からはじまったんだぁ。




『秋葉から来てくれたんだよな、うれしかったよ』


『思い出しちゃった。
懐かしいね。夕焼け空って、
あの日から好きになって行ったんだぁ』



あの日あの時、
夕焼けに映える宇宙がいたから好きになって行った。




『あの時から?』


『あっ、うん。
夕焼けって話しになると宇宙を思い出すんだぁ』


『どう、リンクするの?』


『あっうん。夕焼け空に、宇宙の眩しいかっこいい顔が映えるから..』


『恥ずかしいな。
真面目な話?』



..真面目な話だったのに、
恥ずかしいと話す宇宙。
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