オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
それぞれに歩みはじめていた冬、
集まっていく機会が減って寂しくなっている時の集合はうれしかった。
しかも、
高校に入ると思い出すことがたくさん。
高校の門が開いているし、
入って行くと当時のお世話になってた熱血漢たっぷりの体育教師..
赤鬼先生こと、
玉城〈たましろ〉先生と..
ケバ目だけど美人、
独身の男性の先生方が狙う独身の冬月 遙〈ふゆつき・はるか〉先生が見回りしている最中。
『お前たちって..』
『2年前の卒業生だよね!』
『お久しぶりです』
『どうした?』
『遊びに来ました』
『ゆっくりして行って〜』
その声にみんなして、
思い出したのか走り出す。