オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
宇宙は秋葉の手を引き、
赤鬼先生と遙先生の隣を歩く。
『先生たちって何してるの?』
『見回りしているのよ。
もうすぐ下校の時刻だもん』
『そっか。
そんな時間か』
学生たちが羨ましい限りだけど、
今がいちばん楽しい。
この時、
はじめて聞いた嬉しい話があったけど..本当に?
赤鬼先生と遙先生、
お付き合いしているんだぁ。
赤鬼先生が、
ずっと前から遙先生を好きだったことから付き合って半年って話しが出てしまい..
小さく祝福しているムードがあるけど、
まさかのまさかだった。
そのあと、
校舎内を歩いている最中。