オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜
それからと言うもの、
アパート探しをして決まるまでの期間..ずっと準備して来た。
断捨離なんてしたりして、
荷造りに時間をかけていた。
アパートが決まり、
先にアパートに入居したのは宇宙。
秋葉が入居する日、
すべての荷物を車に乗せて運んでくれる宇宙。
『宇宙クン。秋葉をよろしくお願いします』
『はい、分かりました』
家の玄関前ではずっとお父さんと話していたのは宇宙。
『宇宙クン、よろしくね。
秋葉、頑張ってね』
『ありがとう』
そう言うと、
宇宙は車を発進させてアパートまで向かう最中..
『アパート、楽しみだねー♪
あれっ?どこ行くの?』