オレンジ色に輝く校舎で〜君と見つめた最後の時間〜





それからと言うもの、
アパート探しをして決まるまでの期間..ずっと準備して来た。





断捨離なんてしたりして、
荷造りに時間をかけていた。





アパートが決まり、
先にアパートに入居したのは宇宙。




秋葉が入居する日、
すべての荷物を車に乗せて運んでくれる宇宙。





『宇宙クン。秋葉をよろしくお願いします』


『はい、分かりました』




家の玄関前ではずっとお父さんと話していたのは宇宙。




『宇宙クン、よろしくね。
秋葉、頑張ってね』


『ありがとう』




そう言うと、
宇宙は車を発進させてアパートまで向かう最中..



『アパート、楽しみだねー♪
あれっ?どこ行くの?』
< 195 / 249 >

この作品をシェア

pagetop